九条くんとはひとまず別れ、人気の少ない廊下を走り出した。 沙耶のことは九条くんに任せておけば安心だけど、早く私も沙耶のとこに行きたい。 本人を目の前にして、何を話すのが1番いいのかもわからないし、すぐに聞くのも気が引ける。 沙耶を傷つけることが1番嫌。 なんて声を掛けよう。 どうすれば、沙耶は笑ってくれるのかな。 九条くんは………何を言うんだろう。 この後、後悔することになる。 沙耶と九条くんをどうして2人きりにしてしまったんだろう……………って。