「危なーいっ!!!」 「…………うぉっ!?」 ガターン!と大きな音が鳴り響く。 飛び出した先に居た何かにぶつかったようだ。 「痛てて…………」 むくりと体を起こすと、私の下に見知らぬ男が倒れている。 勢いあまってぶつかったのは、人だった。 「危っぶねーな、この野蛮女!!!」 「や、野蛮!?」