「………おっ!沙耶ー?そんなところに突っ立ってどうしたんだー?」 「沙耶?」 バッと振り向くと少し離れた所で沙耶がぼんやりしながら立ちすくんでいた。 遅いとは思ってたけど、そんなところにいたなんて。 「………………あっ、ごめんごめん。2人があまりにも楽しそうだったから」 風で揺れる長い髪の毛を抑えながら、こちらに向かって歩く沙耶。 その姿になんだか違和感を感じるのは気のせい?