変わらないと思っていた。 私たちはずっと仲の良い“友達”。 その関係が好きだったし、居心地が良かったのも本当。 でも、時間の流れは残酷だ。 その関係が永遠に続くなんて、不可能だったの。 共に過ごした時間が長すぎて、なかなか素直になれなかった。 なんでも話せるはずなのに、本音は隠して笑うだけ。 変わらないんじゃなくて、変わらなかった。 逃げていただけだった。