翌日。
窓の外が薄暗くなり始めた。
時計の針は夕方の4時半を指そうとしている。
志信は薫の寝顔を見ながらため息をついた。
もう何度目かわからない。
ただ、ため息しか出なかった。
(この仕打ちはないだろ…。)
夕べ、志信が軽くシャワーを浴びて部屋に戻ると、薫は座ったままでテーブルに突っ伏して眠っていた。
声を掛けてもベッドに運んでも、キスをしても薫は目を覚まさなかった。
考えてみると薫は、先週末も休みをとらず、今週もずっと忙しいSSで何人分ものスタッフの穴埋めをするために夜遅くまで働き詰めだったのだ。
いくら薫と言えども、これだけ働けば疲れていても不思議ではない。
薫は疲れているんだから仕方ないと、志信は薫に布団を掛けてやり、薫の隣で手を握って眠った。
朝になり志信が目を覚ましても、薫はぐっすりと眠っていた。
疲れているのだからもう少し寝かせてあげようと、志信は薫の隣に横になったまま、ぼんやりと薫の寝顔を見つめていた。
昼になり、志信はさすがにお腹が空いたなと起き上がった。
相変わらず薫はぐっすり眠っていたので、目が覚めた時に何か食べられるようにと、近所のコンビニでおにぎりやサンドウィッチなどを買って薫の部屋に戻った。
それでも薫は起きる気配もなく、空腹に耐えかねた志信は、一人でコンビニのおにぎりを食べて空腹を満たした。
そろそろ起きるだろうと、志信は薫の隣で横になって、スマホを手にニュースを見たり、ゲームをしたりして時間を潰した。
窓の外が薄暗くなり始めた。
時計の針は夕方の4時半を指そうとしている。
志信は薫の寝顔を見ながらため息をついた。
もう何度目かわからない。
ただ、ため息しか出なかった。
(この仕打ちはないだろ…。)
夕べ、志信が軽くシャワーを浴びて部屋に戻ると、薫は座ったままでテーブルに突っ伏して眠っていた。
声を掛けてもベッドに運んでも、キスをしても薫は目を覚まさなかった。
考えてみると薫は、先週末も休みをとらず、今週もずっと忙しいSSで何人分ものスタッフの穴埋めをするために夜遅くまで働き詰めだったのだ。
いくら薫と言えども、これだけ働けば疲れていても不思議ではない。
薫は疲れているんだから仕方ないと、志信は薫に布団を掛けてやり、薫の隣で手を握って眠った。
朝になり志信が目を覚ましても、薫はぐっすりと眠っていた。
疲れているのだからもう少し寝かせてあげようと、志信は薫の隣に横になったまま、ぼんやりと薫の寝顔を見つめていた。
昼になり、志信はさすがにお腹が空いたなと起き上がった。
相変わらず薫はぐっすり眠っていたので、目が覚めた時に何か食べられるようにと、近所のコンビニでおにぎりやサンドウィッチなどを買って薫の部屋に戻った。
それでも薫は起きる気配もなく、空腹に耐えかねた志信は、一人でコンビニのおにぎりを食べて空腹を満たした。
そろそろ起きるだろうと、志信は薫の隣で横になって、スマホを手にニュースを見たり、ゲームをしたりして時間を潰した。



