ずっと、君に恋していいですか?

薫の膝の上では、菫が眠そうな顔をして目をこすっている。

「そろそろおやすみの時間かな。菫、おいで。歯磨きしてから寝なくちゃね。」

椿が手を差し出すと、菫は手を伸ばして椿に抱きついた。

「焦る必要はないし、結婚だけがすべてじゃないかも知れないけど…。私はどんな形でもお姉ちゃんが幸せになってくれたらいいなって思ってるよ。」

「うん、ありがとう。」

「もう帰るの?」

「うん、今夜のうちに帰る。菫、またね。」

薫が頭を撫でると、菫は眠そうな顔で手を振った。

「今度、お姉ちゃんの大事な人に会わせてね。」

「そのうちね。」