「ただいま、対して面白くない試合だったわ」

「おかえり。見てて俺も思った」
「真尋の顔ちょーつまんなそうだったしな」
「ほんと!ほんと!お疲れー」
「何故最上級魔法で気絶させた?」

流石伊月君ってとこかしら
観察力が桁外れに秀でてるわ
カエハも気付いてる様ではあったけど確信なかった感じね

「私達が五代貴族って暴露る恐れがあったから彼女には試合が全て終わるまで眠ってもらったのよ。暴露るといけないんでしょ?」
「そうか、大体予想はついたが。
ありがとう、助かったよ」
「へぇ〜伊月はそこまで気付いてたんだ
俺達そこまで気付かなかったぞ」

「別に、人間観察が得意なだけ。
それに次の試合始まるよ」
そう言って伊月は何処かに行ってしまった

「それじゃあ準備しましょ、カエハ次の試合も勝ちなさいよ」
「あったりめーだ、それじゃ行ってくる」
そう言ってカエハはフィールドに向かった



亜埼side終