「明日でもいいかな」 航大へのメールを送り、 親友の桃を待つ。 夜の校門前。 暗闇から桃が現れた。 「ごめ~ん。待たせちゃった?」 「ううん。大丈夫だよ」 夜の学校で待ち合わせたのは、 もちろん航大の件だ。