私の幼なじみが幽霊に恋をしたらしい




どんどん涙声になっていく瑞希。



「___私が死なせたのかなって。」



「そんなことない!」



口から思わず出た声がまた虚しく響く。



「___私ね、よかったって。


___中絶してよかったって思っちゃった自分もいたの。


___最低だって、心の底から思ったよ。」