「だって、死ぬかもしれないんですよ? あなたは、怖くないの?」 生きている限りか...... 「怖くないって言ったら、嘘になります。 でも私、そんな怖さとは結構戦ってきましたから!」 ちっぽけな胸を張ってみせた私は、 最後の質問をした。 「昨日、高島航大という奴がここに来たと思います。 航大はあなたに何を喋りましたか?」