「いや、いるじゃん!」 「ん?いつも通りだよ」 「全然いつも通りじゃない!」 大きい声を出してしまい、 ハッと口を押さえたが、 遅かった。 私たちに気づいた白いワンピースの女性と、 目が合ってしまった。