青空の下月夜に舞う 4

「話し合いが出来るならとっくにそうしてるだろ!」

「今度は諦めないで話すんだよ!」

「納得するかよ。お前が欲しくてどんな手でも使うやつだぞ」

「欲しくて……って!一々厭らしい言い方しないでよ!ずっと手出されてないよ!帰ってから一度も!!」

「そんなのいつでもヤれるからだろーがよ」

「あんたじゃないんだから……っ!」

「男なんてなぁ、頭の中女の裸しか見えちゃいねーんだよ」


馬鹿なの?
馬鹿でしょ。


お互いにヒートアップして止まらない。

冷静に話せば伝わる話も、こんなんじゃ終わらないよ。


最初から肩で息をする祐也は、掴んだ腕を離すと、私も肩が興奮で上下に揺れていた。