はあ……
閉めた扉に向かって、1つ溜め息。
大人だからあんなに落ち着いてるのか。
やはり他人事だからか。
どちらにしても、今のやりとりで平常心に近付いた。
よし。
心の中で気合いを入れて、振り返り階段を二段ほど上がった時。
「話はもう済んだのか」
上見てなかった……
階段を登りきる一段下に足をかけていたのは祐也。
私を待ってたのか……?
まだ何か言い足りないのかのちょっと構えてしまう。
でもここで固まってる訳にもいかないし。
階段を登りきると「車のとこ。みんな」と言った。
一応一人にならない様に、だ。
そう付け加えて話す。
そっか。

