青空の下月夜に舞う 4


時間にして15分ぐらいだと思う。


「よし。いくか」


慶太郎の声に、みんなタバコを灰皿に押し付けて腰を上げる。

私もコーヒーを飲み、扉に向かうみんなに続こうとしたけど。


「あ」

「なんだよ」

「ちょっと待って。先行ってもいいよ」


一番後ろに居た祐也が私の声に気付いたけど、「車まわしてくるぞ~」と、慶太郎が言いながらみんなの足音が遠退いた。


私は扉とは反対に足を向け、


「雅也さん!」

奥に居る雅也さんに声をかけた。


すると、奥から聞こえていた水の音が止まり、フロアを歩く音と共に雅也さんが姿を現す。