青空の下月夜に舞う 4


少し納得がいなかない顔をしていた祐也だけど、立ち上がった雅也さんが通り際に頭をわしゃわしゃやられて、嫌そうに払い除けていた。

それから、奥に行った雅也さんは時折食器の音が聞こえるけど、こちらに来ることはなく。


「ミナ、伝えて」

「もう打った」


相変わらず指が忙しそうなミナは、どうやらみんなの連絡係みたい。


私を家の近くで下ろし、マンションに着けばきっと無邪気の誰かが雄大に連絡を入れ、すぐに家に来るだろうと予想し、どうするかをみんなで話し合う。

涙は止まり、泣いていた事で出るしゃっくりがちょっと気まずい。


帰宅する際、祐也のスマホを持って通話のままにすることを約束された。