青空の下月夜に舞う 4


「私は……っ、」


座ったまま膝の上に拳を握った時。


「落ち着いたー?」


バーの扉がまたまた開かれる。
そこに居たのは、


「ミナくんに慶太郎くん」


確認して、名前を呼んだ隼人。

ニッと笑った慶太郎は、こちらに近付きながら


「麻衣ちゃんと祐也の喧嘩、ドア越しにほとんど聞いてた」

ミナは隣でスマホをいじっている。


二人とも、私達の隣のテーブル。
祐也が座っている所に来て、迷わず空いた席に腰かけた。


「あ、麻衣ちゃん気にすんな、ミナはラインが今大忙しだ」

「あ、ああ……」


忙しなく動くミナの指を見ていたのを、慶太郎は気付いたんだろう。