「きゃっ!」 ドサッ 俺は絡みついてくる奈々を突き飛ばした。 「大河…?痛いよ…何で怒ってるん?」 怯えた表情で俺を見上げる奈々。 「唯ちゃんの母親はまだ見つかってない。それに、唯ちゃんが戻るはずがない…奈々、唯ちゃんはどこや?」 「知らない知らない知らない!!奈々は何も知らん!」 狂ったように頭を抱えて叫んだ。 キランッ ? 突き飛ばした勢いで出たのか奈々のポケットから青く光る何かが見えた。 「それは……」 唯ちゃんにあげたサファイアのネックレス