姫と年下王子たち

このままやと、先に敵に旗を取られるっ…!


俺は、目一杯旗に手を伸ばした。


そのとき…。


「うわぁ…!」


突然、俺が登ってた棒が大きく揺れ始めた。


危ないって…!
落ちるって…!


俺の下にいた翼は揺れに耐えられず、自分から地面に下りた。


俺も翼みたいに下りれば安全やった。


…でも、旗はもう目の前。


味方の旗は、今にも敵に取られそう。