姫と年下王子たち

「こんな雨の中、ケガするまで探し回るとか…バカじゃね?」

「…ごめんなさい」


いつもよりも、長谷川くんの口調が厳しいように感じる。


やっぱりさっきから長谷川くん、怒ってる…?


たぶん、おんぶなんかさせて迷惑かけてるからだよね…。


あたしは長谷川くんの背中で、1人…落ち込んでいた。


すると…。


「でも、まっ、お守りは見つからなかったけど、がんばったじゃん」