姫と年下王子たち

「うわぁぁぁぁ~…!!」


年下の長谷川くんの前で、恥も知らずに泣き喚く。


お守りは見つからないし、長谷川くんには嫌われるし…。


…最悪だ。



「はいっ」


すると、一向に泣き止まないあたしの前に、長谷川くんが背中を向けてしゃがんだ。


「…え」


あたしは意味がわからず、ポカンと口を開ける。


「足、ケガしてるだろ。おんぶするから、早く乗って」