姫と年下王子たち

「どうかしたんですか?」

「亡くなった…おばあちゃんからもらったお守りが、…ないの」

「落としたんですか?」

「わからない…。ずっとこのバッグに付けてたんだけど…」


見るとそれは、あたしが下山する際に転びそうになったときに、とっさに掴んでしまったバッグだった。


「…まさか、さっきあたしがっ……」

「…どうだろう」

「…ごめんなさい!!…どうしよう……」