姫と年下王子たち

「なんとも思わないの…?」

「べつに~。こんな大きくなるまで俺を育ててくれたから、むしろおかんが遊んでくれてる方が嬉しいかな?」


笑ってそう答える桔平くん。


「それに、家事はちゃんとしてくれてるしっ。まぁ、俺も手伝ってるけど!」


桔平くんは不真面目そうに見えたけど、意外と母親思いなことがわかった。



「さっ、そろそろ休憩も終わり!」


思ったよりも長話をしてしまった。