「知ってるもなにも、俺らマブだっつーの!」


ひなはどうやら、俺と桔平との関係を知らなかったらしい。


そういえば、ひなに学校のことなんて、あんまり話さねぇもんな。


っていうか、まず俺、まったく学校に行ってねぇんだった!



「ふ~ん…。桔平ん家かぁ~…」


あの桔平ん家ね~。

悪い予感しかしねー…。


「なぁ!俺も行っていいっ!?」

「ダーメっ!!」