姫と年下王子たち

いきなりそんなこと言われても…。


正直、…あたしは困った。


塾長からは、どんなに仲よくなったとしても“生徒は友だちじゃない”と言われた。

だから、そんな風には呼べない…。


「なぁ、早く呼んでーやっ♪」


あたしの気も知らないで、工藤くんは楽しそうに待っている。


「…えっ、でも…」


拒むあたしをよそに、工藤くんはジリジリと近づいてきた。