姫と年下王子たち

「それより工藤くん、早く服を着なさいっ!」


あたしは、なにかされてもすぐに反応できるように身構えた。


工藤くんは、ソファーに脚を組んで座り直す。


「じゃあなんか着るし、俺も1つ、ひなちゃんにお願い!」

「…なに?」


またあたしに顔を近づける。


「俺のこと、“桔平”って呼んで?」

「…え?」

「“工藤くん”って呼ばれんの、あんま慣れてへんから、“桔平”って呼んでほしいねん」