姫と年下王子たち

「そんな、嫌がらんでもいいやん…」


まるで、飼い主に怒られた子犬のよう。


「あたしは勉強を教えにきたの…!そういうことはっ…」

「“そういうこと”って?」


イタズラっぽく笑う、工藤くん。


「…もう!!からかうのも、いい加減にしなさい!」

「わかったわかった!やから、そんなにスネんといて~」


小さな子どもをあやすかのように、工藤くんは頭を撫でてくる。