姫と年下王子たち

「桔平、ちょっとこい!」


絢斗は、桔平くんの服の襟をまるで猫を摘むように掴むと、そのまま部屋を出て行ってしまった。


「…ちょっと、絢斗!桔平くんは、まだ勉強中なのっ!!」

「玄関に靴を置いたら、すぐに戻ってくるって!」


も〜、勝手なんだから…。


あたしは、ため息を吐いた。



しばらくして、2人が戻ってきた。


…だけど、明らかに桔平くんの様子がおかしい。