姫と年下王子たち

不安げな表情の絢斗を置いて、あたしは駅に急いだ。


なんとか電車に間に合い、桔平くん家のある北原駅で下車した。


今回は二度目ということで、迷わずにたどり着けた。



ピンポーン…


インターホンを鳴らすが、返事はなかった。


留守…?

そんなわけないはず…。


…もう一度。


ピンポーン…


だが、やはり返事はなかった。


おかしいなぁ…。