姫と年下王子たち

そして、まるで石になったかのように、固まって動かなくなった。


「…え。…ほんまに大学生なんっ!?」

「だから、さっきから言ってるじゃん!」


あたしは、学生証を財布にしまった。


「じゃあ、俺に勉強教えてくれるん?」

「そうだよ。さっ、勉強するよ!」


あたしは、教科書が並ぶ机の横に、イスを持って行く。


「ひなちゃんやっけ?」


工藤くんがあたしの顔を覗き込む。