姫と年下王子たち

「すっげーっ!!」

「きれーい!」


後から、翼と咲斗も追いついた。


夜景に感動するひなの後ろで、シカを見つけた翼と咲斗はどこかへ行ってしまった。


その場に残された、俺とひな。


まさかあの2人、空気読んでくれたのか…?


んなわけ、ねーよな。


でも俺の前には、美しい夜景と、それをバックにするひなのシルエット。


辺りは静まり返って、どこかロマンチックな雰囲気…。