姫と年下王子たち

言われなくたって、行くっつーの。


俺は、ひなの方へ向かった。


途中、床にこぼれたジュースとポップコーンが目についた。


なるほど…。

大方、現状を把握した。


すぐに殴りかかってやろうかと思ったが、前にひなに…。


「自分の思い込みだけでケンカしちゃダメ!」

と、叱られたことがあった。


その言葉を思い出して、拳を振り上げるのを我慢した。