姫と年下王子たち

「ひな~!」


咲斗に先を越されてしまった。


負けるもんかと思い、俺も玄関に向かう。


「ひな~♪」


やっと、ひなに会えたー!!


…しかし。


「あんたは、かわいくないっ」


俺の熱い包容は、バッサリと斬り捨てられてしまった。


「え~、ひなひどいっ!」


なんで咲斗はよくて、俺はダメなんだよっ。


「だって、いい年して『ひな~♪』とか言われたら、そりゃ引くよ」