姫と年下王子たち

「それって…、痛ぇの?」

「は?」


高2にもなって、なにお子ちゃま発言してんだ?


「痛くねーよ。耳たぶだろ?」

「…ああ」

「軟骨なら多少痛ぇけど、耳たぶなら全然痛くねぇっつーの」


そもそもピアッサーで穴開けるんだから、痛さなんて一瞬だろ。


俺なんか、画鋲と安全ピンで開けたっつーの。


俺は、翼の左耳にピアッサーをあてた。


「開けるとき、ちゃんと言ってくれよ…?」