姫と年下王子たち

「そうやでー」


この関西弁…、間違いないっ。


「えっとー。ほんで、なんであんたが俺の部屋にいんの?」

「だからあたしは、キミの家庭教師でー…」

「あ~、家庭教師かっ」


自分から聞いてきたくせに、あたしの話を遮る。


工藤くんは立ち上がると、クローゼットの方に向かった。

そして、中をごそごそと探る。


「…って、家庭教師ーっ!!?」


驚いたように、急に工藤くんが振り返った。