姫と年下王子たち

俺が生まれたときからよく遊んでくれてたから、親父の部下とは兄弟みたいに仲がいい。


俺の方が年下だけど俺は親父の息子だから、そういったことで俺の方が立場が上。


だから、俺のことを“絢斗さん”と呼ぶ。



「暇だしー、早くひなに会いてぇしー」

「ほんとに絢斗さんは、ひな嬢のことがお好きっすね」

「当ったり前だろ!俺は世界で一番、ひなを愛してるんだからな!!」