姫と年下王子たち

柔らかくて、とろけそうなキスを…。


そうして、桔平くんは笑顔で手を振って行ってしまった。



しばらくして、桔平くんを乗せた飛行機は無事に離陸。

空の彼方へ消えていった…。



朝に桔平くんから届いたメールには、こう書かれてあった。



突然やけど、俺、
明煌大学には入学しいひんことにした。

ひなちゃんにはカテキョでお世話になったのに、
ほんまにごめんな。