姫と年下王子たち

驚いて、顔を離す。


そして、徐ろに自分の唇に手をあてる。


あたし…今、桔平くんにキス…されたんだ。



「そんなにビックリすること?」


イタズラっぽく笑う、桔平くん。


「だって…だって…!」

「だってだって、なに?俺たち、もうカップルやんっ」


あたしはポカンして、その言葉を聞いていた。


カッ…プル……?



夢か現実かわからないあたしに、桔平くんが優しく微笑む。