姫と年下王子たち

「…うるさい」


途中の電車の中で、翼に冷やかされた。


「でもあいつ、きっと喜ぶよ」

「うん。そうだと…いいな」


あたしは、電車の窓から外の景色を見つめた。

いつもの景色と違って、どこか色鮮やか見えた。


早く、彼に会いたい。


空港に近づくにつれて、鼓動が速くなっていった。



ようやく空港に到着。

時刻は、9時半だった。


「あいつら、どこにいるんだ?」