姫と年下王子たち

翼の方を振り返る。


彼の顔を思い出すと、涙が溢れそうになる。

それを堪えるために、下唇をキュッと噛みしめる。


「昨日、ちゃんとメールした…!」


その拍子に、涙がぽろっと頬を伝った。


「いろんなことを考えたら、なかなか文章がまとまらなくて遅くなっちゃったけど…。あたしっ…ちゃんと気持ち、伝えたよ…!」


もう、彼への気持ちが抑えきれなくて…。