姫と年下王子たち

午後10時。

約束の期限まで、…あと2時間。


あたしは、枕元にあった携帯を握りしめた。

携帯を握る手が、緊張で小刻み震えている。


あたしは考えて考えて考えた末、…決めた。


自分の心に、もう迷いはない。

だってあたしは、“彼”のことが好きだから。


もちろん、ほかの2人も好き。


でも一番好きなのは、……“彼”。


彼のことを想うと、胸がドキドキする。