姫と年下王子たち

頭は別のことでいっぱいで、それどころじゃない。


「ごちそうさまっ」


食器を流し台に置きに行き、また自分の部屋にこもる。


部屋は静かで、時計の秒針の音だけが聞こえる…。



「ひな、お風呂よー!」


1時間ほどして、またお母さんの声がした。


「あたし、最後でいいーっ」


1階に向かってそう叫ぶ。


もう少しで答えが出そうだから…。

今は、それだけに集中したい。