姫と年下王子たち

「…え」

「“生徒”じゃなくなったその日、ねーちゃんに告白するって」


“生徒”じゃなくなったその日…。


それはつまり、今日…この卒業式の日。



「でもあいつら1回、告白大会のときに、面と向かってねーちゃんにフラれてるだろ?」


あのとき見物客だった翼は、楽観的にハハハと軽く笑う。


「だから今回は手段を変えて、手紙にしたらしいぜ?その方がテンパらずに、ちゃんと言いたいことが伝えられるとかで」