姫と年下王子たち

「「おう!」」


微笑む4人。


こうして、絢斗を含む4人とも、明煌大学に進学することが決定した。



…でも、このときのあたしはまだ知らなかった。

この中の1人が、心の底から喜んでいないことに…。


複雑な気持ちを隠してこの場に立っていることに、あたしは…気づいていなかった……。



「翼、みんなどこへ行ったか知らない?」


再び時間は戻り、今は卒業式が済んだところ。