姫と年下王子たち

「…え?」


今…なんて?

ただのそら耳…?


半信半疑で顔を向けると、絢斗の鼻息が荒くなる。


「だからぁ…。俺…、明煌大学に合格してたんだよっ!!」


目を真っ赤にする絢斗。



「「え~…!!?」」


あたしたち4人は、同時に叫んだ。


「なんだよ~。そんなに驚かなくてもいいだろっ。俺、ちゃんと勉強したんだから!」


家を出る前の弱気な態度とは打って変わり、いつものお調子者の絢斗に戻った。