姫と年下王子たち

「え、いいの?」

「うん」

「ありがとー!」


と言って受け取ろうとするが、両手は荷物で塞がっていて、どうも不自由そう。


「そういうところが秋月さんらしいよな」


俺はクスッと笑いながら、片方の荷物を持った。


見た目通り、ずっしりと重かった。


「重いでしょ…!?地面に置いちゃって構わないから!」

「大丈夫だって。それよりも、早く傘広げて」