姫と年下王子たち

その俺たちのやり取りを見て、正面に座るひなちゃんは、口をポカンと開けてた。


「どうかした、ひなちゃん?」


口だけやなく、目も大きく見開いている。


「…おっ……」


するとひなちゃんの口から、空気の抜けたような声が絞り出された。


「…お店の写真と……いっしょだ」


まるで夢を見ているかのように、焦点も定まらへんまま、ひなちゃんはそう呟いた。