姫と年下王子たち

絶対ひなちゃんに見せてあげたいって気持ちになる。



「べつに今回観れなくても、またDVDで出るしさっ…」


俺に遠慮してるひなちゃんの顔。

観たいの我慢してるの、バレバレなんやって。


「チケットをお買い求めの方~!列の最後尾はコチラになりまーす!」


そんな案内の声が聞こえた。


俺は、ひなちゃんの手をガシッと握る。


「ひなちゃん、並ぶでっ!」