姫と年下王子たち

明日は、紳士的なデートにしよ!


俺はそんなことを考えながら、眠りについた。



次の日。


ジリリリリリッ…!!


枕元にある目覚まし時計が、俺の眠気を邪魔する。


「…うるさいなぁ~。もうちょっと寝かして…」


目覚まし時計に手を伸ばし、勢いよくボタンを押して、時計を止めた。


「…さっ、もうひと眠り…」


そして、また布団の中に顔をうずめる。