姫と年下王子たち

俺はクッションを抱きしめながら、ベッドに倒れ込んだ。

クッションをひなちゃんやと思って、強く抱きしめる。


もし明日、チューできるチャンスがあったらしてもええかな?


…って、あかんあかん!!

俺は、なにを考えてんねやっ。


前の俺みたいに、そんなあからさまな下心見せてたら、嫌われてまうなっ…。

こんな時期に、絢斗や涼と差つけられたら勝ち目ないし…。