姫と年下王子たち

シワにならへんようにたたんで、次は姿見の前へ。



「これはどうやっ?……いや、なんかチャラく見えるなぁ」


鏡とにらめっこしながら、ブツブツと独り言を呟く。


服の次は、明日つけて行くピアスを決めてる。

クロスのプラプラしたやつをつけてみたけど、ただのチャラ男になった…。


ってことで、無難に黒色の輪っかのピアスにすることに。


「はぁ~…、楽しみやなっ♪」